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YYG-flat四角い平面を2分する共有廊下が中央に位置し、各階4戸づつの貸室が向かい合う。
最上階のペントハウスからは新宿のビル群が一望できる。 -
YYG-flatコンクリート打放しの建物では、構造の様子が如実に表現されていることが多い。
シンプルなだけにプロポーションが大事になり、寸法の秩序が問われる。 -
YYG-flat共用の廊下、特に中廊下は暗くなりがち。
両端に窓を設けて、廊下への出入りの際に不快さを感じさせないよう計画した。 -
YYG-flat各室の入り口の鉄扉からは柔らかい光が入り込む。
暗く寒々しい玄関になるのを避けたかった。 -
YYG-flat壁の下部は梁の出っ張りを利用した棚。
浅い棚でも便利に使え、端から端まで渡せば部屋の構成要素としても良いスケールを出すことができる。 -
YYG-flat窓の腰高(床から窓までの高さ)を小さくして窓を大きくとりたい。
同時に道路からのプライバシーを守るため、目隠しにもなり採光も取れる小引き戸を設けた。 -
YYG-flatメンテナンスを考慮して配管を露出させた。
普通は隠されている設備の配管も、秩序を持って露出させると美しく変身する。 -
YYG-flat
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YYG-flatエントランスにつながる明るい位置に、小さなコーナーをもうけた。
小机を置いて作業をしたり…思いのほか使える。 -
YYG-flatオープンな洗面室/浴室。
単身者用の集合住宅であるが、浴室は気持ちがよいに超したことはない。
カテゴリー: 居住施設
住宅・集合住宅・別荘など
集合住宅
別荘
(東御)
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ATM-villa田園の広がる丘陵地に建つ、仕事場を兼ねたセカンドハウス。
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ATM-villaふわりと屋根を被せたようにしたかったが、それにはやはり軒先は薄くしたい。
ここではC型チャンネルを抱き合わせて母屋とし、焼成した硬質不燃材下地に金属板を葺いた。 -
ATM-villa
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ATM-villa
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ATM-villaコンクリートで造られた5m×25mの大きさの地下基礎は事業用倉庫になっている。
上階は両サイドにベッドルーム、中央には思いっきり開放したリビングダイニングを配置した。 -
ATM-villa
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ATM-villa窓は床から天井まで一杯に取られ、部屋は明るすぎるほど明るい。
普段の家と大きく雰囲気を変えたセカンドハウスでは、訪れる度に気分も変わる。 -
ATM-villa天井の高さは6m。
低い天井はしっとりと落ち着くが、充分高い天井もおおらかで気持ちがよい。 -
ATM-villa
住宅
(桃山)
住宅
(三鷹)
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MIT-h一階は鉄筋コンクリート造、二階は木造である。
木の外壁は通りを行く人にも優しい。 -
MIT-h二階の屋根から飛び出た部分は、階段室と居間にもつながる小部屋の吹き抜け上部。
明かり採りでもあり通気筒でもある。 -
MIT-h通りから敷地に入る門扉は建物と一体化していて通り沿いにあるが、玄関の扉は少し奥にある。
通りと少しでも緩衝をとるため、できれば門扉から引きをもって玄関に入りたい。 -
MIT-h
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MIT-h柔らかく光る障子の格子は、部屋のほどよいアクセントとなる。
片隅には吹抜けた ‘小部屋’ があり、子どもが宿題をしたり、ごろんと寝っ転がったり… -
MIT-h
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MIT-hキッチンからは居間の大窓を通して外が望める。
窓は不思議、存在自体が想像力を掻き立てる。 -
MIT-h居間とつながる小部屋は吹抜けていて、階段の上部と一体化する。
居間の空気は吹抜けの高窓を通して換気される。 -
MIT-h
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MIT-h
住宅
(横須賀)
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TER-h南側の立面。
この反対側には大きな海が広がる。 -
TER-h北方には、東京湾越しに大都会のビル群が望める。
訪れた誰もが南を向いていると思い込むほど、北の空も明るく大きい。 -
TER-h和室を解放すると空間が広がり、風が抜ける。
壁ぎわの棚は和室へと伸び、床の間となる。 -
TER-h床板はリビングへ至り、視線は更に浦賀水道へ向かう。
視線の止めどころは空間を大きく左右する。 -
TER-h
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TER-hロフトは南側に面していて、高窓から陽光が差し込む。
このロフトは、子どもたちの格好の遊び場ともなっている。 -
TER-h階段の小さな踊り場も、ほんの少しだけ広くすると使い手のあるコーナーとなる。
少し見慣れない新しい居場所が生まれる。 -
TER-h中央の掴まり棒は結構頼りになる。
二階に設けた浴室からは、東京湾が広がる。 -
TER-h
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TER-hほんの小さな明り取りや、ほんの小さな通気口でも効果は大きい。
空間は、機能と感性との相乗から成り立つ。